あねべん(姉弁)

あねべん(姉弁)が、今年の3月に独立して、法律事務所を立ち上げました。

 

「姉弁」というのは、業界用語で、「女性の先輩弁護士」という意味です。

(「男性の先輩弁護士」は「あにべん(兄弁)」と言います。)

 

私が弁護士になった当時、事務所には、私の他には所長弁護士と姉弁の2人しか弁護士がおらず、所長は出張で留守がちでしたから、仕事のやり方の多くは、姉弁に教えてもらっていました。

 

姉弁は、所長の片腕・番頭として事務所を支えているだけあり、今から見てもとても仕事ができる人でした。それ故、教育はとても厳しいものでしたが(「スパルタだった」という人もいるでしょう)、私の弁護士としての基礎は、姉弁によってたたき込まれたと言えます。

 

私が独立する頃、「後藤君も、成長したねえ」と言われたことは、私の密かな自慢です(「ブログで書いている時点で『秘密』じゃないでしょう」という突っ込みはスルーします)。

 

というわけで、姉弁の越田緑さん、これからもどうぞよろしくお願いしますね。